ご挨拶
会長あいさつ
豊浦学区まちづくり推進会は「海と緑輝く ふるさと豊浦」とある通り、豊浦小・中学校校歌の詩の冒頭にも出てくるように実に風光明媚な土地柄です。そのような環境で育つ子どもたちは、素直さと大らかさを持ち合わせた子どもたちが多いので、豊浦学区の将来に大いに期待しています。
戦後の昭和23年に女性の地位向上と生活改善を目途に婦人会が発足し、そして日本の経済が上り坂となり、日立市も日立製作所、後に日立電線工場が隆盛を極め、東北各地から来た人達が多く住むようになってきました。その時期に体育祭や各競技大会を通して町内の親睦・地域の融和と体育の向上を目的に、昭和34年に体育振興会を発足した事で、学区全体の纏まりの礎となったことは疑う余地のないことと思います。2年後には文化協会を立ち上げ、昭和44年に各戸が金品を出し、第一回海上花火大会を開催したことで、現在もその目的と伝統が受け継がれ、多くの方々に喜ばれています。昭和50年、推進会の前身である豊浦自治会が発足し、青少年育成協議会ができ、その後、平成時代になると自主防災会・地区社会福祉協議会を結成、平成16年に現在の豊浦学区まちづくり推進会となりました。
豊浦のまちづくりの歴史には、このような変遷があり、町民と共に築いてきた先輩諸兄に感謝と敬意を表します。これからも町民の心と地域の伝統を大切にし、豊浦学区をより良い町にしていきたいと思います。
豊浦学区まちづくり推進会 会長 大場進一