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油川のウナギ
6/24(水)、油川を泳ぐウナギを発見しました。丸々とした天然ウナギです。
子どもの頃、十王川や油川でよくウナギを捕っていたという「かんぶり穴を守る会」のKさんにお話を伺いました。
①十王川のウナギ
・4~5月頃、十王川の河口や浜の波打ち際ではウナギの稚魚が飛び跳ね、銀鱗を踊らせていて、このような状況を「春ウナギ」と言っていたようです。
・ウナギの捕り方
◦しやし針:はえ縄のような釣り方
釣り糸に10本くらいの釣り針を付けて川に垂らします。
◦ウナギ筒仕掛け
川に筒篭を仕掛けてウナギが入り込むのを待ちます。
◦さっ込み
細い棒の先に釣り針を付けた釣り糸を取り付け、護岸の石垣の隙間に差し込んでウナギを釣り上げる方法です。
餌は、いずれの方法もドジョウやミミズです。
②油川のウナギ
・十王川とは繋がっていませんので、海から稚魚が油川に入ってきたと思われます。
・Kさんが子どもの頃、さっ込みで石垣の隙間からウナギを捕っていました。おじいさんがウナギが大好きで、Kさんが捕ったウナギを を捌いて食べていたようです。ウナギを捕ってくるとお駄賃を貰えたので、よく探しに行ったとのことです。
川を泳ぐウナギを60年前の記憶を呼び起こしてのお話でしたので、不明確な点もあるかと思います。ご容赦ください。